昨日のサービスデーのお題をやってみましょう。
<お題>
問い:勉強をもっとコンスタントに行うための助言
答え:モチベーションに左右されず勉強する。
これが成り立つような根拠を検討してみる。
【根拠案①:すぐに浮かびそうなやつ】
最近、合格に対するモチベーションが低下し、勉強が進んでいない。
わかりやすいですが、
これだと、
答え:合格することの意義を再認し、モチベーションを回復させる。
といったことになるでしょう。
【根拠②:少し考えたやつ】
モチベーションが高いときは勉強するが、
低いとやらず、この状態をなんとかしたい。
これだと、
“この状態“が
“モチベーションの高低による勉強量のばらつき“を指すという解釈が妥当性を持ちます。
しかし、
以下の解釈も否定できませんね。
この状態=モチベーションがばらつく
この状態=モチベーションが低いと勉強しないことがある
前者の場合、
・モチベーションがばらつかないようにする。
・モチベーションを高い状態で維持する。
後者の場合、
・モチベーションが低くても勉強する。
といった意味づけになります。
解答させたい内容に加え、
妥当な内容が複数存在します。
【根拠③:少し別の角度から考えたやつ】
仕事はモチベーションの高低に関わらず毎日やる。
これだと、
問題設定で「勉強はコンスタントにできていない」ことが前提になるので、
仕事と勉強の対比により、
・勉強はモチベーションの高低によりコンスタントにできていない
・勉強も仕事と同様の位置付けにすれば毎日やるようになる
という意味づけが期待できます。
ただ、この場合、
助言:勉強を仕事と同様の位置付けにする
といった内容も妥当性をもちます。
しかしそうなると、
「同様の位置付け=最優先」と解釈した場合、
最優先が2つはおかしいので(ないわけではないですが)、
助言:勉強の優先度を仕事より高くする
といった方向も可能性を持ってしまいます・・・
とまあ、
ちょっと考えただけで色々と検討できますし、
出題者も結構色々なことを考えないといけないんだな、
と理解が深まるでしょう。
やらない限り、力は上がりません。