2次試験では、

出題者の意図を捉えた解答をすることが求められます。

出題者とは「問題を作る人」ですけれど、

「解答」も作るわけですから。

 

演習にしろ、模試にしろ、

答案を作成した後、

確認したいことは何か?

 

<確認したいことの典型>

自分が作成した解答が、

出題者が作成していた解答と同じかどうか?

どの程度再現できているか?

 

気になりますものね。

だから、

真っ先に解答例を見て、

答え合わせをする。

フツウです。

 

問 どうして答え合わせをするのでしょう?

 

端的に答えれば、

「気になるから」

 

演習や模試は、“診断のツール“です。

自分の状況を診断(分析)するためのものです。

 

実践形式での取り組みから得られた情報をもとに分析し、

対応策(助言)を決定する。

 

それには、

まず、

「出題者の意図を外さない(捉えた)解答をするためにやろうとしていること」を実際にやったのか?

どの程度やったのか?

その過程において使用した知識・技能は?

補強や修正が必要な知識・技能、手順は?

といった“解答作成プロセス“の観点からの確認をすべきですし、

それが自分の合格確率を高めるために最も重要なことだとわかっているなら、

真っ先に「気になる」はずです。

 

頭ではわかっていても

「答えの方が気になる」から、答えを確認してしまう。

これでは台無しです。

 

もし、

チェック模試で、

真っ先に気になったのが「出題者の解答」で、

真っ先に行ったことが「答え合わせ」だったのなら、

まず、

その点への対応策が最優先です。

 

フツウにしていると、

フツウの結果になりやすいですから。