前回の内容について質問がありましたので、
補足します。
“知識合わせ“はどうやるのか?
統合前のA社の強みと弱みを要求する問題の着眼点を設定するのに前提となる知識は?
<設定作業の前提となる知識>
・問題文は省略があるので、自分でその省略内容を想定する
・比較対象を自分で想定し対比すること
・以上も含め問題文の解釈時には解答の組み立て作業のイメージとそれをもとに着眼点を設定するこ
と
<適切な着眼点を想起するために前提となる知識>
・統合前の強み=統合により強化、統合に活用された経営資源
・統合前の弱み=統合により解消される問題や課題
(診断したことは助言に使用する=助言に使用しないこと診断しない)
といった内容になります。
これらをチェックし、
“スッと“使えるようになっていなければ、
使えるように整備する。
問題文を解釈するという作業中に使う知識ですから、
作業と知識を明確に分けることは難しいです。
作業と知識は相互に補完する関係にありますから、
「どちらを補強すればよいか?」
という検討は重要ではありません。
「両方とも補強する」
ほとんどの場合、
両方とも不足していますから、
何をしても無駄にはなりません。
まずいのは補強しないことです。