慎重になる。
丁寧に行う。
注意深く処理する。
これらに共通するのは、
“減速する“イメージでしょう。
たとえば、
修正できない書類の記入
大金のかかった契約書の確認
仕事の面接
など。
では、
2次試験の問題処理は?
慎重、丁寧、注意深く処理したいけれど、
その一方で、
制限時間内に処理を終えたいので、
減速するのは簡単ではありません。
むしろ、
アクセルを踏み込んでしまう。
というわけで、
意識的に減速する練習をしておくのが得策です。
たとえば、
問題文を読む(解釈する)際に、
読む速度を落とす。
問題文は停車中のバスです。
(話がピンとこない場合は、前回分をご覧ください)
比較対象を含む出題者の意図は、
陰に隠れている可能性が高い。
減速しておかないと、
大事故につながるリスクが増します。
ただしこの場合、
事故に気づくのは、
通り過ぎた後です。
場合によっては、事故に気づかないこともあります。
ブログは試験の問題文ではありませんが、
ここから先、
読む速度を意識的に落としてみましょう。
意識的に、
速度を落とす、
減速して、
観察、
思考する、
この感覚を、
味わう、
練習をしましょう。
いつでも、
どこでも、
できます。
たとえば、
道を歩いているときに、
減速する。
食事中に、
減速する。
仕事中に、
減速する。
読書中に、
減速する。
“通常速度“で、
行っているときが、
比較対象です。
ちょっとした、
違いが、
実感できると、
思います。