この会計処理の妥当性について、あなたの考えを80字以内で述べよ。
これはR5事例4の第2問設問3の要求です。
“あなたの考え“ですから、
「まあいいんじゃないかと思います」とか、
「この情報だけでは判断できません」とか、
「特にありません」でもいいわけですが、
誰もそのような解答はしません。
試験問題ですから。
合格するために試験場にいるわけですので、
得点になる解答をしようとします。
よって、
上記問題文は、受験者の頭の中で以下のように翻訳されます。
<翻訳後>
この会計処理の妥当性について、「私(出題者)の用意した答え」についてのあなたの考えを80字以内で述べよ。
あるいは、
もっと端的に、
この会計処理の妥当性について、出題者の考えを80字以内で述べよ。
よって、
解答として伝えたいメッセージとしては、
「あなた(出題者)と同じです」
です。
「私は、この出題者は、妥当ではないという解答を期待していると考える。」
こんな解答を書く受験者はいないと思いますが、
考え方としては、
こういうことです。
決して、
この試験では、
受験者の考えなど求めていません。