前回までの話。

 

やることを影響度で選ぶ。

やるかどうかを影響の大きさで判断する。

 

この影響の大きさに、

起きる確率を掛け合わせると、

「リスク」になります。

 

リスク・マネジメント

 

仕事の世界ではあたりまえのことですし、

試験でも重要です。

 

ただし、

影響度がすべてということではありません。

 

というより、

基準の1つに過ぎません。

 

たとえば、

わたくしごとになりますが、

昨夜もピアノのお稽古に行ってきました。

 

お稽古に行くとどうなるのか?

行かないとどうなるのか?

 

どうにもなりません。

 

特別な目的があるわけではないし、

効果も期待していないし、

行かなかったところで、

あるいはピアノそのものをやめたところで、

世の中にも、自分にも、

何の影響もありません。

 

続けていたことをやめることになるので

多少は嫌な気分になるでしょうけど、

しばらくすればそれも消え、

何事もなかったようになるでしょう。

 

でも、行く。

 

この場合はむしろ、

やってもやらなくても影響など何もないということが、

大事なわけです。

 

目的とか、手段とか、

そういうこととは無縁なところがいい。

 

遊びと同じです。

 

そう考えると、

このブログも同じです。

 

書くことで、

自分が仕事にしていることについて考えことができるし、

発見があるし、

アイデアを整理したり、

発展させたりできる。

 

それでどうなる?ってことではなく、

それ自体が面白い。

 

「試験対策」は、

試験(合格)のために行うことですが、

「勉強」という面もあります。

 

勉強することは、

自分と世界の関係を変化させることですから、

それ自体が面白い。

 

こちらの面にもアテンションプリーズ