2次試験はすべて診断・助言の事例です。

事例企業の経営者が助言を求める設定になります。

 

ここが大事なところなのですが、

助言を求められたから、診断するということです。

 

あくまで解決策を提示(助言)するために

分析(診断)するという作りです。

 

まず診断し、

その結果に基づき助言するということではありません。

 

さらに、

試験問題ですから、

解決(策を提示)できないことは診断しないし、

指摘もしないということです。

 

分析させる弱みや問題点は、

必ず解決策でカバーされる。

 

課題は、

望ましい状態とのギャップを埋める方向ですので、

課題を提示することで助言になる場合もありますし、

具体的な解決策をセットにすることもあります。

 

試験対策は、

課題とその解決策の立案・実施です。

 

望ましい状態ー現状=課題 です。

 

よって、

現状+課題=望ましい状態(合格確率が極めて高い状態)

 

たとえば、

合格確率が極めて高い状態を実現する要件に、

「どの事例も4割未満になる可能性はほとんどない」を設定したとします。

現状は、

「事例4で投資案の評価は全滅するリスクがある」だった場合、

(その場合4割未満になる可能性大)

 

課題は、

「事例4の投資案の評価では少なくとも部分的に得点できる知識と技能を身につけること」

になる、といった感じです。

 

望ましい状態(合格確率が高い状態)を実現するための要件を具体化すれば、

それに対応する現状を把握しやすくなります。

結果、

検証しやすい課題になる可能性も高まります。

 

確率的に考えること

具体化すること

 

一般には両方不足しています。

 

あなたはどうですか?