問 幸せになるにはどうしたらいいのか?

 

どうでしたか?

2次試験同様、

このままではこたえにくいというか、検討しにくいです。

 

そこで、

省略や前提も含め、

比較もしながら、

問いそのものについて検討してみます。

2次試験も問題文の解釈と同じことをします。

 

   ↓たとえば、こんな感じ

 

・幸せの定義(どういうことが幸せで、どういうことがそうではないのか)は?

 与えられている?

 それともまず自分で幸せを定義した上で答えることを求めている?

 

・要求は「幸せでいるには」や「幸せを維持するには」ではないので、現状は幸せではない(少なくとも何か欠けている)という前提か?

 幸せではない状態=現状が比較対象?

 現状の不幸なところをなくせばいい?

 

・この問に解答がある(解答できる)のだとすると、幸せになる・ならないに手出し可能ということか?

 何かすることで幸せになったりならなかったりするという前提か?

・・・・・・

 

以上のような検討をすることで、

問いに対する準備ができます。

 

「これでこたえが出る」ということではありませんが、

そのままこたえようとするより、

はるかにマシです。

これが

”よく考える”3つめのポイントです。

 

「すぐにこたえを出そうとしないこと。」

 

言い方を変えると、

「まず問いそのものをよく考える(検討する)こと」です。

 

試験問題を処理する際には、

「すぐにこたえを出そう」としがちですが、

そうせずに、

何について問われている?

何が比較対象になっている?

何が前提となっている?

何が省略されている?

・・・・・・

といったことを明かにしようとすることがポイントですが、

それと同じです。

 

では、

今日のお題です。

あなたは店員さんです。

お客に次のような質問をされました。

 

問 この店、クレジットカードは使えますか?

 

すぐに答えるのではなく、

状況について検討してみましょう。