これから数回、

みなさんからいただいている質問や相談の中から、

共有しておく意義があると思われることを取り上げます。

 

一つ目はこれ。

  ↓

「対応づけの事故が減らない・・・」

 

2次試験は、

“対応づけの試験“といってもいいわけですし、

もし対応づけが簡単なら、

8割が不合格になるなどということになっていません。

 

対応付けの”事故”と呼んでいるものの多くは、

本来、

対応付けしたい根拠に気づかない、

読み換えることができないことに要因があります。

その結果、

ちがうものを使って解答してしまう。

 

つまり、

“事故“ではない。

 

使える知識・技能不足か、

手順の不備に原因があります。

 

問題文を具体化し、

解答の組立イメージを描き、

着眼点を設定する作業の中で、

 

▲設定する着眼点が不十分

▲設定した着眼点の引き継ぎが不十分

 

ということです。

 

事例3で問題が生じているとき、

たいていの場合、

原因はその前の工程にあります。

(問題の生じている工程ではなく。)

 

それと同じです。

 

つまり、

対応づけで問題が生じているとして、

対応づけ作業だけに着目していても解決しないということです。

 

「思うようにいかない・・・」

ということが少なくないと思いますが、

 

結果は、自分がやったとおりにはなっています。

結果は正直です。