【手応え】

1)打ったり、ついたりしたときに手に受ける感触

2)働きかけにたいする反応

 

年初からしつこくて申し訳ありません。

昨日、

手応えには上記のように2つの異なる意味があることについて

お話しました。

これは、

手応えだけではなく、他の言葉についても同様です。

ほとんどの言葉は、複数の意味を持ち、

そのうちどれがあてはまるのかは、

使用されている文脈(コンテクスト)によって決まる。

したがって、

意味を正確に捉えるためには、

複数の意味を知っていることに加え、

文脈を捉えることが必要になります。

これは、

日常的なやりとりでも、仕事上のことでも、

そして、

試験問題の処理においても同じ。

 

その訓練として、

複数ある意味のどれを使っているのか、

明示的に使い分けるのはいかがでしょう?

 

たとえば、“手応え”であれば、

【手応え】

手応え①=打ったり、ついたりしたときに手に受ける感触

手応え②=働きかけにたいする反応

の2つを使い分ける。

[適用例]

昨日、アテンションプリーズを書いているとき、手応え①があった。

 

となります。

 

では、ひとつ練習してみましょう。

診断士試験でよく登場する【マネジメント】は、“経営”と“管理”があるから、

マネジメント①=経営

マネジメント②=管理

 

次の文章のマネジメントは、

マネジメント①なのか、マネジメント②なのか、どちらでしょう?

 

2次試験では、80分全体のマネジメントが大切である。