今日はロアアームでのトレッド幅調整について
まず、ロアアームの長さ調整をすると
ロアアーム 長
サスペンションの動きが穏やかになり安定したステアリング特性になる
ロアアーム 短
クイックなステアリング特性になり、舵が効くようになる
しかし、それ以外に忘れてはいけないのが
レバー比!!!!
レバー比とは
ロアアームの長さ/支点からダンパー取付位置の長さで算出します
例えば写真の状態だと40mm/20mm=2.0となります
ロアアームのストロークに対して、ダンパーがどれだけ仕事するかなのですが
レバー比が高いほど、ロアアームのストロークに対してダンパーが動かないので、柔らかい脚の動きになります
もちろんレバー比が下がれば硬くなります
ReveDのロアアームはダンパーの取付位置が2箇所となっています
もし、取付穴を変更せずにロアアームの長さを変更すると?
(変更前)
レバー比 40mm/20mm=2.0
(変更後)
レバー比 30mm/20mm=1.5
レバー比が減るので、ダンパーの動きは硬くなります!
なので、「なんか動きが硬くなったな・・・」と思った方は、こういう理由によって硬くなっているんです
対策としては、ダンパー取付位置を内側に変更するか、バネを柔らかくするかです!
以上がフロントトレッド幅についてのお話です、今回の話を踏まえて、どういう結果を狙ってどこでトレッド幅を調整するべきか、皆さんトライしてみてください
次回はリヤ辺です