本日はピストン位置Part2

Part1はこちら

 

 

②ピストン位置とバネの組み合わせ

について話していきたいと思います!!!

 

バネとピストン位置の組み合わせなんですが

まずは自分がどういう走りを求めるかによって、バネを選定します

 

その前にざっくりバネレートによる特性を!

 

その上で

レーシーでパキパキ動かしたい方は硬めのバネを

 

対照的に

ロール感を出して、荷重移動を楽しみたい方は柔らかめのバネを

 

その中で、どっちが良いとかはまったくありません!

実際に実車でもそれぞれ全く違う特性の足回りで、同じ舞台で走って、それぞれ活躍しているのでチュー

 

さて本題に入りますね!

 

ここまで読んで、ん?たしか昨日・・・・・と思った方は鋭い!

 

バネレートの高・低

ピストン位置も高・低

のメリット、デメリットって似てませんか?

 

(Part1より)

ピストン位置 高

・メリット

ダンパーが沈んだ際にコシが生まれ、蹴りだしが強くなる

・デメリット

ダンパーが沈みずらくなり、リヤの滑り出しがピーキーになる

 

ピストン位置 低

・メリット

ダンパーが沈みやすくロールをさせ易く、横グリップを感じやすい

・デメリット

蹴り出しが弱くなり、車速が低下する

 

 

そうなんです!!

実は近い効果がそれぞれ得られるんです(^^♪

 

なので、バネの選定を終えたら

「 ピストン位置で、バネのデメリットを補う 」というセットに移ります

 

自分の場合はバネが硬い、柔らかいそれぞれで以下のようにピストン位置を調整します

 

①バネが硬い場合

バネが硬いと蹴り出しは強いが、ピーキーになってしまうので、ピストン位置を下げて、沈みやすくさせ、横グリップさせやすくする

②バネが柔らかい場合

バネが柔らかいと横が踏ん張るが、蹴り出しが弱いので、ピストン位置を高くし、前に出しやすくする

 

これを理解すると、サスペンションのセットアップがさらに進むと思います