今日はリヤのトー角について説明していきます
ざっくり言うと、リヤトー角の変更による違いは
アクセルを入れた際のリヤの蹴り出し力です
リヤトー角が少ないと蹴り出しが弱く、多いと蹴り出しは強くなります
では、実際にどういった方向でセットアップしていくのか?
それは
「コーナーのRとライン」で決定していきます
例えばこのような、コーナーがあったら
青いラインまでは、減速区間なので、アクセルは抜いて
減速を終えてから黄色いラインまでは、アクセルを入れて加速する区間です!!
先ほど話した通り、リヤトー角の変更により、アクセルを入れた際の蹴り出しが変わってくるという事で
トー角の変更により、青線から黄色線までの、マシンの動きが変わってきます
まずはリヤトー角少な目(0~1.0°)
アクセルを入れた際のリヤの蹴り出しが弱いので外側に流れていくラインになります
それに対してリヤトー角多め(1.0~2.0°)
リヤの蹴り出しが強いので、マシンがイン側に向かって旋回しています
ではそれぞれの相性の良いコーナー、クリップについて説明します
まずトー角が少ない場合!!
こういった、ライン的にアウトクリップを取るコーナーはリヤトー角が少な目な方が相性良いですね
例 もし、リヤトー角が0.5°で、アウトクリップ手前で少しだけ外に流される場合は1.0°にします
レイアウトで言うと、実車のFUJIのレイアウトみたいな、振替して外に飛ばしたしたいときに、トー角少な目は有効です
次にリヤトー角多めだと
このようにインクリップをつかなければならないコーナーで有効です
レイアウトでは、ラジコンでもよくある
名阪みたいな、振出してから、車を前に出して、流されないようにイン側に旋回させるようなコースで相性GOODです
このように、トー角とコーナーの曲がり方は相性が様々です。
しかし、その違いを理解した上でセットアップすれば
以前よりも間違いなく、旋回性を向上することができます!
是非お試し下さい♪
明日はスキッド角です