東京でお世話になっていた芦原会館田園調布支部の支部長からでした。
なんと遠路はるばる岡山の試合を見に来ていただけるとのこと
東京で試合をする時は毎回お忙しい中見に来てくださりますが、今回はタイトルマッチということで岡山まで足を伸ばして下さります。
上京してやる気に満ちていた僕は大学入学式よりも前に芦原会館田園調布支部の門を叩きました。
気さくで芸達者、初めて見た三段の帯をした藤田支部長。
時に厳しく、時に優しく導いて下さった梅本先輩。
いつも和かに接して頂き、鍼でもお世話になった千村先輩。
稽古からプライベートまでお世話になり、いつも応援頂いている東京本部の藤本先輩。
多くの先輩方と出会い、ここでの学びがあったからこそ大都会で道を外れず生きて行けていた気がします。
東京に来て右も左も分からない僕に「何か困ったことがあったら何でも言いなさい。」支部長が僕にそう言って下さったのは一生忘れません。
不安でいっぱいだった気持ちが凄く楽になったのを覚えています。
みんなで毎年恒例の多摩川バーベキュー
先輩たちと何ども出場した試合
少し歳が離れている分、聞く話全てが学びだった飲み会
その全てが大切な思い出であり、僕が誘惑いっぱいの学生時代に格闘技を辞めずに続けられたのも支部長やこの道場の皆と出会ったからだと思います。
だからこそ、道場を辞めてキックに本気で転向する時は辛かった。 支部長に「辞めます。」その言葉がなかなか言い出せなかった。
言葉にしながら涙を堪えられなかった。
それでも支部長は全てを察して自分で決めたのなら頑張れと背中を押してくれました。
辛くなったら帰ってくる場所はあるとも言ってくれました。
帰りも涙が止まらず、泣きじゃくりながら自転車を漕いだのを今でも鮮明に覚えています。
その時に暖かく見送って下さった道場の皆さん
チャンピオンになってくれと言って下さったこと
チャンピオンになったら俺が教えたんや!と自慢すると言っていた支部長
楽しみにしていて下さい。
押忍
今日もありがとうございました。