こんにちは、英語のパーソナルトレーナー坂本です。
最近良く相談を受けることに「語学留学に行った方が良いでしょうか？」というものがあります。
良いか悪いかを考える前に、そもそも“語学留学”とは何でしょうか？
個人的に留学とは、日本では学べないことを海外に学びに行くことだと考えています。医学とか法律とかノーベル賞受賞者から経済学を学びたい、とかです。このご時世、日本にいて身に付けられない語学なんてあるでしょうか？
核心に入りますが、回答としてわたしはこう言います。「語学留学ではなく、英語を通じて見聞を広めに行くのであれば良いのでは？」と。
別の世界を見にいく、という目的であれば大賛成です。が、それだけで英語が身につくとは限らない、ということだけは覚えておいてください。
大好きなバスケットの漫画スラムダンクで、昔の教え子が海を渡り、活躍出来ていないのを観て、安西先生は何が出来ていない、と言ったでしょうか？バスケに限ったことではありません。
「海外の空気を吸っただけで、高く飛べると思うな。」
語学留学をしたことがあるのに全然話せない、分からない、という相談を受ける度に少し悲しい気持ちになっています。(T . T)
