岸和田市立小・中学校の適正規模及び適正配置基本方針
2020年3月 岸和田市教委
では、
【大阪府の通常学級の編制基準】
小学校1年生・2年生:35人
小学校3年生~6年生:40人
中学校1年生~3年生:40人
「岸和田市における小・中学校の適正規模の考え方」に基づき、今後適正化の取組を進めていく学校規模の範囲を次のとおりとします。
また、今後5年先の児童生徒数の推計から下記の範囲に該当することが見込まれる場合は、検討に着手します。
 
【学校規模の適正化を検討する範囲】
適正化を検討する範囲
小規模校 小学校 単学級の学年が過半数となる場合
中学校 8学級以下
大規模校 小中学校 25学級以上
となっている。
国の複式学級(同一学級に2個学年を収容して編制す る学級)の学級編制の基準によれば、隣接する2学年の児童数合計は16名を標準としている。
したがって児童数が1学年平均8名以下になった時、複式学級設置の可能性が大きいと考えられ、その時の全校児童数は48名前後と考えられる。
 
 
岸和田市内学校で、現在複式学級はない。
だが、全国の小学校では、全校児童数50名前後から複式学級を抱えてたり、学年間の児童数のばらつきにより、60名を超える学校でも複式学級を抱えている小学校もある。
そのような自治体では、
適正規模として、多様な人間関係を育む中で集団のルールを学び、社会性を高めるとともに、自らの個性や能力を伸長させることが期待できる学校規模として1学年1学級以上を基準とすることとし、
①全校児童数30名程度の小学校は、積極的に統合を図る
②全校児童数50名を割り込む小学校並びに、今後10年間で児童数が30名程度になる小学校は、統合を検討する、という基準を設けている。
 
だが、岸和田市では、このような具体的数字をもっての基準は存在するのか?
具体的数値、
また、複式学級について想定しないならばその具体的根拠を、想定するならば、どの小学校でどの程度の学級・生徒数を想定し、その許容限度数値についても具体的根拠と共に質問します。