私は、岸和田市の給食の無償化を公約としています。
 
先ずは金額(2023年予算)。
小学校で5億1700万円、中学校で3億350万円。
現在、国のコロナ給付金で給食費は無料となっていますが、それも3月まで。
 
無償化するには価格の安定と、地産地消やできるだけ農薬を使わない原材料を使いたい。
ならば、現在、どれほど地産地消しているかを調べると、
米・野菜・果実は原則国内産ですが、ほとんどが岸和田どころか大阪府内産ですらありません。
 
小学校 31万3824.43kg
のうち
岸和田産3.4% 大阪府内産9.4%(ここに岸和田産が含まれる)
 
中学校 18万1725kg
のうち
岸和田産0.4% 大阪府内産8.1%
 
全体では、
19万5549.43kg
岸和田産2.4% 大阪府内産8.9%
 
重量ベースですので、岸和田産でも米がシェアを占めているのではないかとみています。
 
他には三つ葉や青ネギなら岸和田産を使えないこともないようですが、
障壁となるのは
1.価格
2.必要な時に必要な量が得られるか?
3.調理に手間がかかるので、不揃いでなく、均等な大きさや形
となれば、回転すしがやっているように、その船でとれた魚はすべて買い取るような、〇〇さんの作った畑はすべて買い取る方式も難しい。
しかも天候で取れ高は左右され、急に不足分を補うことも難しい。
となれば、どうしても農協だよりになってしまい、「安い価格では、岸和田産の野菜などは売れない」となるようです。
 
2023年度から値上げもし、公会計にもなるので、バイヤー的に小規模な組合的農家集団と契約ができないか、その農家が岸和田市給食選定委員会を納得させ、できるだけ地産地消で、農薬の少ない給食を子どもたちに提供できないか、当選後は農家回りもしたいと考えています。