ニセコ町に誕生の「最強断熱の集合住宅」、屋外マイナス14度でも室内エアコンなしで20度! 温室効果ガス排出量ゼロのまちづくりにも注目   SUUMOジャーナル

2023年1月10日 (火)  田方 みき

https://suumo.jp/journal/2023/01/10/192796/?fbclid=IwAR1anaZr291y87Yt7rsOwvkh_v6VX4Ju5EmFaeaSd4HyOfURsEBo5KtZtYM

より抜粋

・2021年に竣工したニセコ町新庁舎は、高性能断熱材、アルゴンガス入りトリプルガラスの木製サッシが導入された超高断熱の建物。夏涼しく、冬暖かい庁舎には、町民ホールやキッズコーナー、授乳室などが設けられ、自然に町民が集まる地域の交流の場にもなっている。

LPGガスによるコージェネレーションシステム、高断熱材、高気密高断熱のトリプルサッシを導入。

躯体外皮性能0.18W/平米・Kを実現し、全国の庁舎でもトップレベルの省エネ性能だ。

 

・ 環境負荷の低減のほか、ニセコ町が抱える慢性的な住宅不足に対応する、SDGsの視点から計画された新しい街区が「ニセコミライ」 で、そのプロトタイプとして建てられた建物は、 「超高断熱・高気密の外壁と窓を採用しているため、冬季に使用する暖房は、建物全体を温める共用廊下のエアコン2台。このエアコンだけで外がマイナス14度でも、部屋の温度は19~20度を下回ることはありません。もう少し暖かくしたい場合は、各部屋についている500Wのパネルヒーターで室温を上げられます」 というほどの高性能。

(抜粋ここまで)

 

このような日本雄環境相の想定をはるかに超えた、EUに学ぶ世界基準の高断熱な建物こそ、今後の公共建築物やまちづくりに生かされなければ、いつまでたってもSDGsなど目指すことはできないだろう。