新米議員が、ベテラン議員に色々と教えを乞うのは、議会内では当然だ。
それは政党や会派を問わずなされようし、維新だからと言って、他党と目も合わさないような態度を議会で取り続けていては、議員としての仕事もスムーズにはかどらないだろう。
 
しかし、恥をかかされてまで(しかも後に残る形で)、過ちを謝罪させられたりするのは、事の大小にもよろうが、当の本人は“指導”と受け止められないし、市民もそうは受け止めないだろう。
 
そんな最も対立しているであろう自民議員からの“指導”を、言われるがままに受け入れている維新議員がいる。
しかも、場所は、維新のドンたる今井豊・府議のお膝元の貝塚市でだ。
 
 
そんな迷える子羊は、以下の二人。
 
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牛尾治朗

期数・年齢:1期・32歳

会派・党派:大阪維新の会 貝塚市議会議員団・大阪維新の会

連絡先

住所:〒597-0013津田北町10番6号

電話:072-422-5778

 

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中川 剛

期数・年齢:1期・42歳

会派・党派:大阪維新の会 貝塚市議会議員団・大阪維新の会

連絡先

住所:〒597-0031久保352番地10

電話:070-5263-1433

 
 

そして“指導”したのは、田中学(自民)市議。

これが学さんの明らかなカウンターの成果であるのは、他自治体議会では謝罪を議事録に残すほどの躾をしていないことからもわかる。

 

当然、二人の維新市議も今井府議も、食らわせられているのは理解しているが、学さんに反論できないので、ひれ伏しているのである。

 

鬼子として、腹に帰ろうとしている自民からの要請に、従わざるを得なかったって?

 

ならば、とっとと解党して自民合流すべきだろう。

 

そうなれば、お得意の官邸参りも自民ルールで、「新参者が、当の要職者よりも官邸に行けると思うな!」と一喝されるだろうけど。

 
 

その謝罪について、議事録から引く。

2017月6月22日 議会運営委員会 
牛尾治朗
先日、行われました葬儀に、我々維新の議員団として参列させていただいた際に、申し合わせ事項にもあるにも関わらず、本人参列のもとで、弔電も打電するという失礼をしてしまいました。
今後、このようなことがないように、我々二人ともキッチリと先例集を確認する等して、同じ間違いをしないように気をつけていくとともに、あわせて市民の皆様方並びに関係各位に、大変ご迷惑をおかけしたこと、この場を借りてお詫び申し上げます。
大変申し訳ございませんでした。
 
こんな屈辱を対抗する自民から浴びせられて、支持者がどう思ってんのか訊いてみたいね。
 
まさか、後述する中川ブログを見て、「潔く謝罪して、信頼できる人柄だ」なんて思ってないよね?
このブログ記事も、議事録に載せられたのが、後でバレても「謝罪すべきだと思ったので、したもので、ブログでも公表している」と言い訳でできるように書いたものでしょ?
 
参列と弔電を重複させたらいかんルール自体が適正かどうか不明にせよ(そりゃそうだわなと思わんでもないが)、それを議事録に載る形で謝罪する必要まであるのかと、私なら抵抗するね。
 
で、議事録に載せるなら、「議事録に載る形での謝罪を求められたが、それだけの重みを持つ過ちだとは納得できず、田中学議員を始めとする指導いただいた議員方からも理解できうる根拠などの提示や説明がありませんでしたので、その場での謝罪を行ってもおりますし、今回のように議事録記載の場においてまでは、謝罪する必要が無いと考えております。 お騒がせいたしました」
とでも発言するわ。
 
そこで、それ以上の謝罪を求められるなら、「ルールの根拠や、議事録に残す必要性の説明をしてください。 私はブログでも謝罪を行っているので、逃げているわけではないし、市政報告でも触れる予定であり、それらによって一定市民説明も果たしていると考える。 議事録に何でも載せるのかについて、明確なルール化の議論を行いたい」
とも説明するわ。
 
 
そのように対応できんから、なめられまくって、議会でもおるのかおらんのかわからんような、息を殺した存在で居続けなきゃならんのだろ?
 
 
維新が調子に乗るのは、首長+烏合の衆が集った時のみで、個々の議員が政治家として自立しているのかなど訊く必要もない愚問だと、ここでも証明されているね。
 
 
岸和田の市議補選についても言えば、私を押しのけて、一人だけ維新が通ったとしても、会派と認められず、控室もなく、統一選挙までの1年強の期間、通路で寝そべってネットサーフィンでもして過ごすんかいね?
 
どこぞの会派に入れと貰おうったって、どこもかしこも自民会派だし、西田氏が市長選で抜けた後の維新にも自民にも嫌われている京西さんと日本会議なネトウヨ金子さんと組むぐらいしか、誰もロンリー維新を拾ってくれはしないだろうね。
そこに入れば、3人まとめて駆除してあげるから、一人で私の害虫駆除を怖がらなくてすむメリットだけはあるね。
 
いずれにしても岸和田市議会に維新やネトウヨは生息させないから、往生するがヨロシ。
 
 
参考:
中川剛 『貝塚市民の皆様にお詫びを申し上げます』
⇒ https://ameblo.jp/tsuyoshi-kaizuka/entry-12285188653.html
より
本日、貝塚市議会で慶弔申し合わせ検討会議が開催されました。
 
これは、私自身が『議員、本人が参列する場合、弔電は出してはならない』という議会のルールを破ってしまったことが問題となりました。
 
詳細を説明します。
 
6月14日に知人の葬儀があり、前々日の段階でその日が本会議の予備日で参列ができないので弔電を送らせていただきました。
 
その後、議会が予定より早く進み、当日の予定が空きましたので、葬儀に参列をさせていただきました。
 
本来であれば、気づいた段階で葬儀場の担当者に話をして弔電を引き上げたうえで参列させて 頂いたら、議会ルール上の問題は無かったのですが、そうしなかったのは、議会ルールをきちんと理解していないと言われても仕方がありません。
 
先輩議員より謝罪する相手は、議会では無く市民の皆さんであるとご指摘頂きました。
 
正しく、その通りだと思います。
 
市民の皆様にお詫びを申し上げます。
 
今後このような事が無いようにします。
 
市民の皆様の代弁者であることを深く認識し、市議会議員として覚悟をもって臨みます。
 
また、市議会に対しても浅はかな行動により、ご迷惑をお掛けしたことをお詫びを申し上げます。