いよいよ被災地にFPが登場する・確定申告 | エスクローおじさんのブログ

いよいよ被災地にFPが登場する・確定申告

能登半島地震はインフラに大きな被害が生じていることで、復旧が過去の震災と比較して遅れているようです。

 

被災者の方々のニースは時間の経過ともに変化してきます。最初は水やトイレ・食料から始まり、通信や寝る場所、住まい・・・そのタイミングに合ったボランティアや支援が必要になります。

 

私は阪神淡路大震災のとき(1995年1月17日)、日本FP協会関西支部の呼びかけで2月15日から、壊れかけの西宮税務署内で、FP相談会のボランティア相談員を務めました。

 

あのときは総勢10名位のFPが集まりました。

 

丁度確定申告の時期と重なったため雑損所得控除の申告をする人が多く、税理士さんのFPは大忙しでしたね。

 

地震発生からわずか1ヶ月で税金の相談やお金の相談ができる状態だったのですね。今の能登地方の状況からは想像もできません。

 

私は不動産担当のFPとして、罹災都市臨時借地借家法に基づいた回答をしなければなりませんでしたし、正直相談者の方々は切羽詰まっているので殺気立っていたので満足な回答ができたか覚えていません。(相談内容はよく覚えています)

 

法律的に認められないことを要求する人もいました。お気持ちはわからないでもありません。

 

このボランティア相談会の後、東日本大震災の時も熊本地震の時も、タイミングを見ながら日本FP協会のFPさんが相談会を開催するようになりました。

 

私がやってたときと比較すると相当手慣れてきたのではないかと思います。(FP協会のハンドブック『震災に備える くらしとお金の安心ブック』もできています。確か無料でもらえたと思います。)

 

さぁ満を持してFPの出番です。震災時でもFPは活躍できます!

 

※住宅・不動産に関するブログは住宅相談センター公式ブログ

 

【昨夜の日本酒】

最近お気に入りの小料理屋で、女将さんのお薦め群馬県館林市の龍神酒造さんの『おぜゆきだるま 純米大吟醸』をいただきました。

 

北海道から取り寄せた生ニシンを、絶妙な火加減で焼いていただき良くマッチ。