FPは投資教育の認定アドバイザーになれるか? | エスクローおじさんのブログ

FPは投資教育の認定アドバイザーになれるか?

政府が進める「貯蓄から投資へ」の動きで、まずは年明けから新NISAがスタートしましたが、それにともなって金融教育を普及させる必要があります。(本来なら金融教育をした後に新NISAでしょうが)

 

その教育の役目を果たすのが、金融経済教育推進機構が始める認定アドバイザーです。

 

認定アドバイザーとは「家計管理、生活設計、NISA・iDeCo等の資産形 成支援制度、金融商品・サービス、消費生活相談等についてアドバイ スを行う者」を想定しているそうです。

 

 機構は、認定アドバイザーの氏名のほか、個人がアドバイスを依頼する際の参考となるような情報(保有資格、経歴、得意分野、報酬の目安、自己PR、実際にアドバイスを受けた個人からの評価等)を公表する予定です。

 

募集要項によると認定アドバイザーになれる人は・・・

1.次のいずれにも該当しない人

 金融商品の組成・販売等を行う金融機関等に所属している

 金融商品の組成・販売等を行う金融機関等から、顧客に対するアドバイスの信頼性・公正性に影響を及ぼし得ると考えられる報酬を得ている

 

2.家計管理、生活設計、NISA・iDeCo等の資産形成支援制度、金融商品・サービス、消費生活相談等に関するアドバイスを提供するために有 益な資格(CFP®、AFP、FP技能検定(2級以上)、外務員(1種)、弁護士等の士業、消費生活相談員など)及び一定の業務経験(原則として 当該資格に関するもの)を有すること

 

これを見た知人が「まさにあなたは該当しますね」と連絡をくれました。

 

確かに私はCFP®資格者で金融商品を販売していないので資格はありますが・・・

 

逆にFP資格者で金融商品を販売していない人って、どのくらいいるのでしょうか?

 

FPと言えば保険の外務員さん、銀行員、証券マンなどが保有していると思います。他にも独立系のIFAという人は商品を販売しているし・・・それ以外の人は何人残るのでしょうか?

 

今回初めて認定アドバイザーの説明会が開催されます。募集人数は全国で1万人とのことですが、果たして定員集まるか?少し心配・・・

 

参考までに募集要項に書かれている想定する資格者のリストを書いておきます。一番初めにCFP®が来ています。

 

我こそはという方は、応募されてはどうでしょうか。この人達が日本の金融教育の将来を担う人になります。(なるはずです。きっとなるだろう。なってほしいな。)

 

CFP®、AFP、FP技能検定(2級以上) 外務員(1種) 証券アナリスト プライベートバンカー 公認会計士 税理士 弁護士 司法書士 行政書士 社会保険労務士 消費生活相談員 消費生活アドバイザー DCプランナー(1級) 住宅ローンアドバイザー 銀行業務検定(税務2級) 銀行業務検定(相続アドバイザー3級以上) 銀行業務検定(年金アドバイザー3級以上) 金融窓口サービス技能検定 投資助言・代理業者

 

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【昨夜の日本酒】

伊勢神宮おはらい横丁の信頼できる酒屋「森下酒店」で仕入れた2本目の日本酒でしたが、写真を忘れたので明日掲載します。