不動産投資をして良いのタイミングはいつか?
このブログでは何回か取り上げてきましたが、不動産投資のタイミングの話です。
ロシア人経済学者クズネッツ博士の理論では「先進国では不動産市場の好不調は一定周期でやってくる。」となっています。これをクズネッツ理論といい、「チキンザイクル」や「コンドラチェフの波」と同様、一定の権威がある理論のようです。
これを日本に当てはめると「ピークは17年周期でやってくる」ことになります。
検証していると、前回のピークは2007年「ミニバブル」と言われました。
その前のピークは1990年「バブル崩壊」の始まりの年です。
そのまた前は1973年オイルショックで凋落が始まりました。
というように見事に17年周期でピークが来ていましたが、これが正しいとすると次のボトムが2015年~2016年で、ピークは2024年になるはずでした。
しかし、現状すでにバブル時代の再来と言われているほど不動産投資が過熱しています。これも安倍・黒田コンビの異次元緩和の影響でしょう。クズネッツ理論はくずれたっす?(ダジャレ)
いずれにしても株式投資に「人の裏を行け花の道」という格言があるように、本来はボトム時に買ってピーク時に売るのが鉄則です。今サリーマンをはじめ多くの人が不動産投資に熱を上げている状況を見ると、格言も形無しですね。
あるいはクズネッツ理論がくずれたわけではないと信じる人には、次のピークは2024年なのでそこまでに売れば良いとお考えでしょうか?
個人的にはクズネッツ理論の正しさが証明されてほしいと願っていますので、2024年までに対策を講じるつもりがあるのなら不動産投資も悪くないと思います。
こんなあいまいなことを言っているので「FPのくせに占い師みないなことを言っているんじゃないよ!」とお𠮟りをいただくわけです。