住宅ローンの貸し手=金融機関にもいろいろあるんだなぁ | エスクローおじさんのブログ

住宅ローンの貸し手=金融機関にもいろいろあるんだなぁ

昨日は朝9時から17時まで、大阪で大手都市銀行さんの住宅ローン担当者のみなさんの研修を担当した後、名古屋にもどって19時から20時30分まで名古屋市のFP講座で相続の基礎知識の話をしました。


一日8時間半お話ししたのは新記録です。30分更新!ギネスブックには、どの位の記録があるのでしょう?20日位話し続ける人がいそうですね。


東海地区では住宅ローンが各行の主戦場となっており、特に地銀・信金が採算を度外視した低金利を提示しているため、金利勝負では都市銀行の出番がないのが実情です。


しかし、こちらの都市銀行のお話では、特に金利で勝負するつもりはなく手元に来るお客様をきっちり審査して、優遇する人は優遇しできない人は通常金利で貸し出すという姿勢。


金融機関としては、経営上これは極めて正しい姿勢だと思いますね。一般の商品と同じで薄利多売を狙うのかどうかという判断です。


ただ、住宅ローンは他の商品と違って、商品性に違いが少ないという特徴がありますので、今後はそのあたりの差別化をすることが必要になって来るでしょう。


例えばA銀行の住宅ローンを借りている人には、全国の優良な医療機関の優先利用権があるとか、年に一回は借り手以外は知ることができない丸秘資産運用セミナーに招待されるとか。


バッグと言えばルイヴィトンと言われるのと同じように、住宅ローンと言えばA銀行でしょうと言われるようになれば、金利勝負をしなくてもお客様が行列を作ると思うのですが・・・


これは素人の発想で、現場ではなかなか難しいのでしょうね。