レンタルボートでの魚探持ち込み及び設置例

今回は更に前回の続き

「レンタルボートでの魚探持ち込み及び設置例」

を書きたいと思います。

色々と書きたい事はあるんですが、タイトルに沿って書いていきますｷﾘｯ

先ず、僕の現在使用している魚探はHONDEXのHE-820で運転席側に付けています。

そしてモニター用としてHE-800Mをエレキ側にセッティングしています。

前々回に書いたとおり、僕は月に1・2回程度レンタルボートで釣りをします

なのでこのセットを持ち込みして毎回セッティングしています。

とても苦労します…笑

なので出来るだけ簡単に脱着可能な状態にする必要があります。

僕が持ち込んでいる振動子はワイドスキャンです。

いつもお世話になっているマリーナさんのレンタルボートにはHONDEXが付いているので、元々付いている200kHzの振動子を繋いでいます。

そしてここで重要なのが

「ワイドスキャン」

の振動子の設置方法なんですね

本来のワイドスキャン振動子の正しい設置方法は船のデッキ下。

外付けするならトランサム取付金具を使い設置します。

設置はこのようになるんです。

そうです。船の船尾に取付けるんですね

でも、レンタルボートにこんなビスを空けて良いの？

そりゃぁねぇ？？？

いや、もちろんダメですよ笑

絶対にしないでくださいね。笑

じゃぁどうすれば良いか？

HONDEXさんのカタログにこのようなオプションがあります

「そう❗️エレキ側に付けるんだYOー❗️」笑

これで一件落着…

いやいや待てーいぃぃ

これは僕も買って大失敗だったので言うておきます。これは買っちゃダメ！

これでも良いっちゃ良いんですが、これだと前回掲載した、

このような画像は出ません

何故でしょうか？

前々回のおさらいでワイドスキャンの照射範囲を思い出してください。

お分りの方もいるとは思いますが、ちょっと絵に描いてみました

ピンクに描いているのがワイドスキャンの照射範囲です。

そうなんです！

エレキを操作しながらワイド照射していくと、ワイドスキャンが船の進行方向に対してクルクル回ってしまうんですよ

こんなのでまともな照射は出来ませんよね笑

あくまでワイドスキャンは船の進行方向と障害物に対して平行でなければ綺麗な映像は出ません

「ガビーん」でしょ。笑

「ほんならレンタルボート乗りの人にはワイドスキャンなんてゴミ同然やん！」

仰っしゃる通りでございます

僕もそう思い一時は捨ててやろうかとまで思いました。笑

じゃぁ船の船尾に付けるにはどうやったら良いでしょうか？

レンタルボートに穴を空ける訳にはいかないし。

何かいい答えがないかと僕は今年のフィシングショー大阪にてあるプロにその事を打ち明けてみました。

すると面白い答えが返って来ました。

「それねー両面テープ貼っちゃえばいいんすよー！」

な…！！

なるほどーーー❗️確かにそうだわーー❗️

そして助言の通り早速試してみました

結果は朝一番に船を出し、魚探を見ると…

「おぉぉ✨見れてるやん✨よっしゃ！このまま北湖へ向かってGOやで！」

ブーーーーン！！

…ゴンゴン！！

ゴゴ！！

あれ？

「はずれてるやーーーん！！」

両面テープは中々難しいようです。笑

きっと僕の取付が悪いんでしょうけど、一度外れると水の中では二度とくっ付きません。泣

結局その日はワイドスキャン無しで釣りをする羽目になりましたとさ…。泣

これを挽回すべく後日インターネットで何かいい情報はないかと鬼のような形相で検索しました笑

すると…救世主現る！！

HONDEX   : 吸盤取付金具

型番  :    QB01  

商品価格       ¥3,780-

吸盤タイプであるやーーーん

これで大丈夫と思い注文しようとHONDEXさんへTELすると。

「申し訳ございませんこちらの商品は振動子の横揺れから吸盤が外れる為、現在は生産中止となっております。誠に申し訳ございません。」

…いや。

いや…

そんな不良品作るなよ…

もう今度こそ魚探捨てよか…

…あかん！あかーーーーーん！！

もうええ！それやったら自分で作ったる！！

無かったら自分で作ったらええんや！！

思考錯誤の結果…

…で。ほんまに作ってやったりましたよ！！笑

これですよ！HONDEXさん！

こうゆうのを作って欲しかったんですよ！！

これは自信作ですよ！

これなら十字架形状にしてるから横揺れで振動子が外れる心配もないし、HONDEXさんのやつは吸盤が2つしか付いてないけど、僕のんは5個も付いてまっせ！！！

ほれほれほれほれーーーーぃぃどうじゃーいッ！！！！

…すいません取り乱しました。笑笑

皆様もこの画像を見てホームセンターで調達して作ってみて下さい。

意外にも簡単に作れますので

なんなら注文頂ければ僕が作りましょうか？？笑

ついでに僕は水温計もここに取り付けましたが。笑

因みに壁に引っ付けたらこんな感じです。

バッチリでしょ？

強度的には外れる心配はほとんど皆無です✨

まぁこういう感じで船尾に取付して頂ければ綺麗なワイドスキャン映像をお楽しみ頂けるかと思います

一応僕の使用している状態の配線図も載せておきます。(漢字間違いとかは、気にしないでくださいね💦)笑

もちろん初めて行くマリーナさんには予約前に魚探持ち込みは可能かどうか事前に承諾を頂いておく必要があると思います。

それに沢山の機材やタックルを持って行くのは良いとは思いますが、あくまでレンタルボートはマリーナさんの所有物である事を忘れないでください。

マリーナではマリーナさんの指示に従い、各ルールに乗っ取って遵守しましょう。

もちろん釣りを終えた時には1日楽しく釣りをさせて頂いたマリーナさんへの感謝の気持ちを込めて出来る限りの掃除と、朝来た時と同じ状態にして帰りましょう

まぁ当然の事なのですが、ここをしっかりやって置かないと、魚探持ち込み以前に人として嫌がられてしまいます。

お互い気持ち良くしていくための第一歩だと思うので、レンタルボートを借りる際は是非心掛けて行きましょう

いつも長文を読んで頂き誠にありがとうございます

ではまた