お彼岸に亡父の夢 | 高橋瞳子のおいおい漫画

高橋瞳子のおいおい漫画

いつの間にか忍び寄っている“老い”についてマンガで綴ろうと思っていましたが、
最近は習い始めた水彩画ばかり描いています。

19日からお彼岸に入りましたが、

今回は自分の実家のお墓参りへ、行けそうにありません。



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千葉の実家から車で10分ほどの所にある、お墓に眠っているのは、

18年前に他界した私の父です。


気になっていたら、父の方から私の夢に出てきてくれました。


父は、数年前「アイスバスケットチャレンジ」で知名度が上がった

筋委縮性側索硬化症(ALS)」という難病を、長年患っていました。

人口呼吸器は装着してなかったけど、しゃべることはできませんでした。


ところが夢の中ではしゃべっていて、私は、

「久しぶりにお父さんが話しているところ見た」と、喜んでいました。


父の最期は肺炎で、診断されてからわずか2日で逝ってしまいました。

その頃子どもがまだ小さくて、介護など何もできなかった私ですが、

最期の2日間だけは、そばに居て看取ることができました。

兄が私に与えてくれた時間です。

「一番遅く生まれて、一番お父さんとの時間が短かったから」と。


夢に出てくるのは、「お墓参りに来なさい」と言う故人からのメッセージだと、

聞いたことがあります。

だけど、父は私たちの都合を考えずに、押し付けてくる人ではありません。

ここはあえて、「父の方から会いに来てくれたんだ」と、

前向きに取ることにしました。



他人が聞いたら、面白くもなんともない話ですね。 

夜中、ちょっぴり感傷的になって、つい書いてしまいました。




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実家近くのエノキ
子どものころ姉とよく登りました。
50年近く経っているのに、
変わらず生えていて感激しました。






                

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