【算つぶ247】０の学習

こんにちは。「たかはし算数」の高橋です

昨日は８月８日で，ゾロ目の日でした。

私はゾロ目とか面白い数の並びとかが好きで，昨年はそのことを【算つぶ085】でつぶやきました。

今年も何かつぶやこうと考えていたのですが，足のリハビリやその他もろもろで疲れ果ててつぶやけずに終わり，落ち込んでいます

お仕事をしている人は今日から夏季休暇という人も多いかもしれませんね

そんなこんなで，早速，算数のつぶやきを始めます

０の学習

０という数については，小学１年生で

学びますが，その学び方に違和感を

もつ人は少なからずいるのでは

今日は，０の学習について

つぶやいていこうと思います。

０という数は，とても重要であり，ほかの数にない特別性，ロマンを感じる人は多いと思います。

そのことについては，【算つぶ077】でつぶやいているので，ぜひご覧ください。

ただ，一方，算数での０の学習の仕方については，違和感や不満をもつ人もいるのではないでしょうか

なぜなら，当たり前かも知れませんが，上に書いたように０の特別性やロマンを感じさせることなく，単純に「何もないこと」が０と伝えるだけの学習となるからです

０と３をたして３になるということも早い段階で学習し，計算ドリルやテストなどにも出てくるのですが，子どもにとって当たり前すぎて，思考することなく機械的に答えをかくということが行われています。

当たり前すぎてもいいんじゃないの

そのような声が聞こえてきそうですが，そのような学びに，何の意味があるのでしょうか

もちろん，０という数の存在についてはいずれ知らせる必要はあります。

ただ，少なくとも小学１年生の初期の頃に，あえて０という数を学ぶ必要はまったくなく，せめて，３学期になって 位取り記数法 を学ぶところで学ぶ方が，０の特別性を感じる有意義な学習になると思うのです

たくさんの物を数えるとき，10の集まりが2つとあとバラで3つだから 23 というのと同じように，10の集まりが2つとあと何もないから 20 とするということが，０の本来の役割なのです

そのようなところに配慮していくことで，算数の楽しさや面白さを伝える工夫をしていくことが大切だと思います

0 に興味をもつ子どもは，算数を得意とする傾向にあるように思います

今日はこんなところで。

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