LGBT法案 | 高橋みほ オフィシャルブログ「みほの突撃日記」Powered by Ameba

LGBT法案

LGBT法案が衆議院本会議で可決されました。私は、最初から完璧な法律はないので、これは、最初の一歩だと思っています。

 

 さて、昔、温泉に行ったとき、入り口近くで素っ裸でポーズを取っている人がいました。物凄くスタイルがよかったので、最初は見せつけているのかと思ったのですが、なんとなく、あとから考えると、性転換した元男性だったのかなあと思ったりもしたことを思い出しました。

 

 今回、女性と自認する、男性の身体の人が女性風呂に入ったらどうするんだ等、具体的に考えやすい、反対例でこの法案に反対する方も多くいらっしゃいます。

 

 ただ、これは、きちんと整理をしなければならない問題ではありますが、これらは、根本的な論点を隠してしまっており、反対派の人たち(LGBTの人たちを絶対認めないという人たち)の思うつぼではないでしょうか。

 

 私が大事だと思うのは、性同一性というか、ジェンダーアイデンティティというのか、言葉は別として、色々な考えを持つ人がいて、それは内心の自由である以上、尊重する必要があるということです(憲法19条にもよる)。

 

 ただ、内心の自由を超える場合は、一定限度制限を受ける場合がある。それが、公衆浴場やトイレなどの問題であるかと思います(これらは不当な差別ではありません)。

 

 そして、LGBTの人たちが思っているのは、別に公衆風呂に入らせろということではなく、思いを尊重してくれ、そして、相続や種々の手続き等において不都合を解消してくれということが主ではないかと思っています。

 

 この法案が成立したのち、丁寧な議論が行われ、変えていくべきところは変えていけばよいと考えております(特に相続や近親者の同意権等)。