台風15号被害のボランティアに参加して | 高橋みほ オフィシャルブログ「みほの突撃日記」Powered by Ameba

台風15号被害のボランティアに参加して

 台風15号後、知り合い経由と、静岡市ボランティアセンター経由で、ボランティアに何回か参加しました。足久保、幸田新田、天王南、久能、油山です。

 

 知り合い経由では、作業道具等を一式持っていかなければいけないのですが、ボランティアセンター経由の場合は、手ぶらで行けばよいので、気軽に参加できる利点があります。

 

 ボランティアセンター経由の作業に参加して思ったのは、被災後、少し時間が経っていたので、非常に人手が必要だったはずの屋内の家具出し、泥出し、清掃等には、それほど関われなかったということです。関係者の方の尽力には非常に感謝するのですが、ボランティアセンターのできるだけ早急の開設が非常に大事だと感じました。そして、被災した場合、これらセンターに頼めるということの周知は、災害前からしておくことが大事だとも思いました(実際には、町内会長さん等がまわってきて、ボランティアセンターに頼んだらというアドバイスによって申し込んだ方が多かったようです)。

 

 そして、今回は、ネットを使っての申し込みだったのですが、①最初の申し込み、②返事を待っての具体的日にちの申し込み、③当日のネットでの参加受付と、必要性に首をかしげることもありました。センター側では、人を把握して作業や機材を割り振りして万全の支度をもってボランティアを迎えたいのだとは思うのですが、もう少し、緩い感じの方が人の結集ができるのではないかと思いました。

 

 今回は、管轄が、葵区、駿河区、清水区の3つに分けられていて、貸されるグッズにも差がありました。駿河区では、土嚢を簡単に作ることができる「土嚢君?」があり、作業が非常にはかどりました。もちろんバケツで代わりもできるのですが、それらの情報共有も必要だと思います。

 

 そして、どこまでをボランティアが担うのかの精査も必要だと思いました。

 

 今回以上に、大規模災害が起きたときには、もっともっとボランティアが必要でしょう。その時に、今回ボランティアに参加した人達の英知を次回に生かさなけばいけませんね(いろいろ書きましたが、ボランティアセンターの方々には感謝しております)。