裾野市の取り組み・・制服の統一化
「少数者の幸せを追求すると、多数者の幸せも実現できる」
最近、この言葉を聞き、「なるほど」と目から鱗が落ちました。
前に、工場で、女性でも軽く荷物を持てるような機械を導入したら、男性社員さんからも感謝されたというお話を伺った時も同じ思いをしたのですが、ジェンダーレス等の観点から裾野市で中学校の制服を統一したという新聞記事をみつけ、ここでも同じような感想を持ちました。
それは、そもそもこの制度は、第一の目標がLGBTの人たち(少数者)の為だったかもしれませんが、そうでなくても、寒い時や気分で、女性だってスラックスを履きたいと思うこともあります。
それを考えると、より自由に制服をチョイスできることはジェンダー問題とは特に関係がない人(多数者)にとっても、非常にありがたいことです。
それに、考えてみると、高校毎に制服を決めなければならないということもないでしょう。まあ、制服が本当に必要か否かは別としても、よい取り組みだと思いました。
これから、このような流れが主流になっていくかもしれませんね。