最低賃金の引き上げと地域別の最低賃金制度の撤廃 | 高橋みほ オフィシャルブログ「みほの突撃日記」Powered by Ameba

最低賃金の引き上げと地域別の最低賃金制度の撤廃

最低賃金の引き上げと地域別の最低賃金制度の撤廃
 
「田舎は物価が安いから最低賃金は低くてもOKだが、都会は物価が高いから最低賃金は田舎よりも高くする必要がある。」
 
この理屈は今や通じないことは国民の皆さんは肌で感じているのではないか。都会は確かに土地・家賃は高いが、電車賃・日常食品などは案外安かったりする。それに、そもそも同じ仕事をして地域によって賃金が違うというのもおかしな話である。欧州では最低賃金は国ごとだと聞く。
 
地域別最低賃金制度を撤廃し、かつ最低賃金でも暮らしていける水準に最低賃金を上げる必要性があるのではないか。
 
現在静岡県のは最低賃金858円である。1日8時間、週5日働き、4週と考えると、概算で月137,280円である。これから税金等を引くと生活ができるわけはない。もちろん、皆がみな最低賃金で働いているわけではないが、最低賃金が他の賃金の一つの指針になることは間違いない。
 
最低賃金の理想的な水準は一人当たりGDPの50%と言われている。まずは一律1000円にすることからはじめるべきではないか。