議員年金復活について | 高橋みほ オフィシャルブログ「みほの突撃日記」Powered by Ameba

議員年金復活について

議員年金制度について

「議員年金復活」という話題が出ると、議員年金が現在無いということを知らない人も多い。そして、この話題になると、必ず議員がお手盛りをして、自分たちだけが甘い汁を吸っているという論調になる。
 
 私は、議員は議員年金がないので、厚生年金ではなく、国民年金であるということを踏まえ、では、「国民年金で生活ができないのか」という議論に持っていくべきではないかとこれらのニュースを聞く度に思う。

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 通常、自営業者は定年が無いため(自分で決めるため)、年金が厚生年金ほど多くなくてもよいという考えが国民年金の根底にはある。

 

しかし、現在、サラリーマンも再就職して働く現在、自営業者だけが年齢がいっても働くという状況にはあまりない。自営業者はかなり自衛しなければならないのは論を待たない。

 

 議員が自営業者と同じかという議論はいったん置くとして、現在の国民年金の支給額の見直し(もちろん、負担の見直し)をしなければいけないということがこの議論の根っこになる。

 

 単身者がこれだけ多くなった以上、月額約6万円の国民年金で暮らすのはとても大変である。国民の「健康で文化的な最低限度の生活(憲法25条1項)」がいくらなのか、現状の国民年金ではこれを満たさないのか、そうでなるならば、ここの見直しが、議員年金制度復活を言う前に、きちんと議論をしなければいけないと考える。