阪神大震災から20年
阪神大震災から20年がたちました。
あのとき灘区に住んでいた私は、1月17日が来るたびに、なんともいえない気持ちになります。
親族や親しい友達が亡くなったわけでもないのにこの気持ちですから、親しい人を亡くされた方の無念さはいかばかりであろうかと思います。
ただ、政治家の端くれとして、地震が来たときに少しでも被害が少なくなるように、頑張らねばならないと思っています。
今住んでいる葛飾区は、かなり道幅が狭い為、緊急の場合に緊急車両が入ることはできず、火災が発生したときは阪神大震災の比ではない程の被害が出る可能性が高いかと思います。
ただ、区画整理をするのも限度がありますので、なんといっても、建物の耐震化を強力に進めていく必要
があるかと思います。
2013年の災害対策基本法改正では、本会議で本法の改正について質問をさせて頂き、自力で避難できない人達の名簿化をより進め、避難援助ができる人とマッチングさせる必要性を述べさせて頂きましたが、現実はなかなかうまくいっていないようです。
今までは災害は忘れた頃にやってくるといわれていましたが、最近では、忘れる間が無い程頻繁に災害が起こるようになってしまいました。もっともっと自分にできることがないか、考えて、行動していきたいと思っています。