国政報告会での質問についてのお返事 5 (憲法について) | 高橋みほ オフィシャルブログ「みほの突撃日記」Powered by Ameba

国政報告会での質問についてのお返事 5 (憲法について)

国政報告会での質問についてのお返事 5 (憲法について)


「今の憲法について、どのような考えを持っていますか。」というご質問に対して



私は憲法というのは、国の最高規範であり、国の統治機構の根本を定め、自由を保障するためにあると考えています。したがって、時代が変われば、変えなければならないところが生じるのは当然であり、改正を考えるのは当然のことと考えます。憲法は制定してしまったらそれで終わりではなく、不断の努力をもって、絶えず検証していくべきものと考えます。


維新の会は、まず96条の改正を先行させるべきであると主張しております。なぜならば、現行法の改正要件があまりに厳しく、改正不可能な要件となっていることから、各議院の総議員の2分の1以上の賛成で、国会の発議を認めるという所まで、まずは要件を下げなければ、憲法改正が不可能になってしまうと考えるからです。ただ、この要件を下げたとしても、国民投票が必要ですので、安易に改正できるわけではありません。


私が憲法の内容面として、一番問題であると考えているところは、二院制の問題です。衆議院と参議院、選挙の時期が通常は異なりますので、国民の皆様の民意が衆議院と参議院で異なることが多くなります。

せっかく選挙において、民意が「こうだ!」としたのに、他院のせいで、国民の民意を反映したスピーディーな改革ができないのは、民主主義を阻害しているともいえるかと思います。


その他、自衛隊をきちんと憲法上明記することも必要かと思っています。


私は、憲法改正議論で大事なことは、普段あまり話し合うことのない憲法について、国民の皆さんが、どのような日本にしていきたいのか、どのような社会にしていきたいのか議論をしていただく契機になることだとも考えております。


憲法は国の根本規範です。皆で議論し、時代に合わせて、必要な所は変えていくことが、今求められているのではないでしょうか。