企業訪問(サンエース(株)等)
11月21日、「卸売り・介護の最前線を見学する」(中小企業家同友会)ということで、サンエース(株)札幌さんとピアハウスPOP(株)進幸さんを見学しました。
サンエース株式会社さんは、婦人ベルト・手袋・バックの卸売りをされている会社で、北海道の百貨店さんのほとんどは、この会社で扱っている商品を販売されているそうです。
卸問屋さんというと商品がうず高く積まれているイメージですが、ここはきちんと整理整頓され、どちらかというと、ショールームのような感じでした。
商品は高級品と普及品(私が普段購入するもの)に二極化しているそうで、この傾向は、どの業種にも見られるのでしょう。
サンエースの会長さんによると、消費者の皆さんは安く商品を購入するために知恵を絞っており、かつ、自分の好きな購入方法によって商品を購入しているとのことでした。
たとえば、卸問屋さんの内覧販売だったり、テレビショッピングだったり、通信販売だったりと、色々好みが分かれるそうです。したがって、それらをどう攻略するかが大事だそうです。
次に、ピアハウスPOPさんを訪問しました。ここは、北海道食材を利用した菓子の製造販売などをされている「北海道 き・き」や指定児童デイサービスや保育所、デイサービス、介護事業所など、福祉介護系の施設が一つのマンションに作られ、一大福祉ゾーンとなっています。
き・きKidsさんにて 訪問メンバーが話を聞いている様子
北海道き・きのショーケース(後ろで作業風景が見られます)
近年、福祉施設が住宅地やマンションの一室など、多くの場所に作られています。子どもさんを持つ親御さんにとってはとても便利でしょうし、ご高齢者の方は、自分が住んでいた街で暮らせることは安心感が大きいでしょう。
ただ、現在、色々な規制があって、住民のニーズを満たした施設を作ることはなかなか大変なようです。
不要な規制は廃止し、より使いやすい制度を構築する必要がありますよね。

