戦略的エネルギーシフト | 高橋みほ オフィシャルブログ「みほの突撃日記」Powered by Ameba

戦略的エネルギーシフト

昨日、「戦略的エネルギーシフト」と題して、飯田哲也を招いての「フォーラムin 札幌時計台」が開催されました。



6月8日のブログhttp://ameblo.jp/takahashimiho/entry-10917539661.html に書きましたが、「東電の計画停電は政治的な宣伝」という北海道新聞の記事(2011.6.2)を拝見してから、飯田哲也氏のお話を伺うのを楽しみにしておりました。



フォーラムでは、①計画停電などしなくても電力は充分に足りること、②自然エネルギーについては、供給が安定しない等、問題点が多く指摘されているが、他のエネルギーを組み合わせることで十分安定供給ができることなどの説明がありました。



今は皆、感じていると思いますが、日本でも、人間の手に負えないようなエネルギーから早く撤退し、持続可能で自然に優しい、自然エネルギーにシフトしていくべきなのでしょう。



そして、自然エネルギーにシフトした未来は、原子力がない場合の社会として喧伝されているような、暗く、我慢するようなものではなく、もっと明るい未来であることを政治家は話さなければなりません。



ただ、現在、世界は自然エネルギーにシフトし、その中で、日本はかなり立ち後れてしまっています。2005年には太陽光発電は世界の47%のシェアを誇っていたのに、2009年には12%に下がってきてしまいました。

これからの時代は、環境の時代であって、自然エネルギー産業において、世界を引っ張っていくことが日本の望むべき姿でしょう。



太陽光や風力発電で巻き返すことも大事ですし、それ以外の新たなエネルギーの開発を目指すことも大事です。これは、これからの日本の政治家や科学者や未来の子どもの教育にかかっているのでしょう。



皆で、日本のエネルギー政策をどうするのか、考えなければいけませんよね。