安全神話??
私が小学生3,4年生位のとき、浜岡原子力発電所に課外活動の一環として見学にいきました。
一回り見学した後、ホールに集められて映像を見せられ、クイズに参加させられました。
そこでの問題が、今でも忘れられませんが「原子力発電は安全ですか」というものでした。
そして皆が安全か否かの意思表示をし、集計が発表されたあと、答えが出ました。もちろん「安全です」が答えです。
私はそのとき小学生でしたが、クイズとは、1+1=2というように、答えが客観的に決まっている問題を出すべきであって、世の中に絶対に安全なんてものはない以上、「安全か」という質問に「安全です」という自分たちの希望を答えにする中部電力の神経を疑いました。
最近、新聞では「安全神話が崩れた今・・・」とよく書かれています。だいたい、誰が原子力発電が安全だと思っていたのでしょうか?
よく、「原子力発電所が本当に安全ならば、東京のど真ん中につくれ。それができないとしたら、それは安全ではないからだろう」といわれています。
本当にその通りですね。最近、マスコミが「安全神話が崩れた今、・・・」と書くところをみると、マスコミは安全だと信じていたのでしょうか????マスコミの人達に聞いてみたいものです。