日本野鳥の会札幌支部 機関誌カッコウ
私は田舎生まれですので、狭い家の庭に野鳥がよく飛んできていました。
庭に野鳥が来ると、「みほちゃん、○○だよ」と鳥好きの親から呼ばれ、講釈をたれられるため、野鳥がくると面倒だと思っていたのですが、今頃になると遺伝か育ちか、鳥が大好きなことに気づきました。
フクロウやキツツキやカワセミや鷹や鷲など、一度は見てみたい鳥が札幌には沢山います。
そこで、昨年度、日本野鳥の会に入会し、北大クリスマス探鳥会に参加しました。
初めての参加ということで、機関誌に寄稿してくれとの依頼があり、拙い文章で、かつ野鳥に疎いということが丸わかりの文章を機関誌「カッコウ」に書くことになりました。
その会報が先日届き、読んでみましたが、やはり素人丸出しで赤面です。
この探鳥会は北大で行われたのですが、最初は、いつも通っていた大学に、観察するに値するだけの野鳥がいるのか疑問に思っていました。
しかしながら、山奥にしかいないと思っていたカッコウの一種のアカゲラが力強く木の幹をくちばしで叩いていているなど沢山の鳥がいることが分かり、驚きでした。
ここでは、今まで札幌ではみかけなかった南方のカラスであるミヤマガラスを初めてみかけ、地球温暖化は確実に進んでいると実感しました。
地球温暖化、実際はそれ程でもないとか、気候の変動はよくあることだとか言われていますが、急激な気温の上昇が生態系にとってよいわけはありません。野鳥を観察することで、野鳥が、そして人間が生きていける環境を守ることがどれだけ大切か実感することができました。
いつまでも野鳥を観察できるように、自然を破壊しないように、努力していきたいものです。
また探鳥会に参加したいと言いたいところですが、冬の探鳥会というのは予想以上に寒く、忍耐が必要です。
もう少し、暖かくなったら、探鳥会に再チャレンジしたいものです。