連勝しているからこそ思うこと | 高梁清音のブログ

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どん底を這いずりまわっていた広島が連勝している。

 

7連勝である。

 

借金を返済し、貯金1にまで戻した。

 

こんな状況の中、「反撃開始」だ何だと、はしゃいで煽る地元テレビ局。

 

勝ちグセ、ベリーカープ、完全カープ主義云々・・・。

 

だが、冷静に見れば、チームの実態は何も変わっていないように思う。

 

連勝と連敗をひたすら繰り返す。

 

そして、プラマイすればその実はジリ貧であり、7連勝してるからといって手放しで決して喜べる状況じゃないと思う。

 

たまたま水物である打線に当たりが戻っているだけではないのか?

 

そう、結局は打線以外は連敗していた時とほとんど変わっていないように思う。

 

12球団最多とも言えそうな失策の状況も何も変わっていないのではないか?

 

これが最大の問題だと思う。

 

今シーズンの各連敗中何度失策が失点に結びついたことか。

 

そんな失策が安定してないリリーフ陣の足を引っ張り、さらに歯車を狂わせていき、連敗の規模が大きくなる。

 

このような体質が変わらない限り、水物である打線が下降してくればまた規模の大きな連敗を始めると思う。

 

打線は絶対に下がってくるのだから。

 

そんな状況で、未だに4連覇だ日本一だと地元メディアが煽る。

 

しかし、どう考えても、現在の広島は決して強いチームとは思えない。

 

連勝と連敗を繰り返すのではなく、地道に5割から2勝1敗でコンスタントにシーズンを進んでゆけるチームこそが強いチームだと思う。

 

本当の意味で強くなれば、それこそ、競った試合を落とす数の減少によって現れてくるのではないか。

 

勝ち試合をバカみたいな采配ミスやエラーで落とさない。

 

素人のお気楽な希望なのかも知れないが、やはり、もっと確実に1点を取ることにこだわる野球をして欲しい。

 

送りバントやスクイズをためらいなく実行でき、それに足を絡める伝統の広島野球を今一度見てみたい。

 

一見華やかでも雑で派手な野球よりも、緻密な野球の方がファンとしてはよほどストレスがたまらないと思う。

 

どうかもっと緻密な試合を心がけて、同じ負けるにしても、ファンが納得できるような負け方をする試合を積み重ねて欲しい。

 

今日もビジターでの試合が始まっている。

 

どんな結末を迎えるか?

 

勝つに越したことはないが、負けるにしても良い負け方をして欲しい。

 

以上、福岡ドームの巨人槇原による屈辱の完全試合をリアルタイムで目の当たりにし、さらに屈辱のクソメイクミラクルをリアルタイムで体験し、四半世紀にも及ぶ暗黒時代を生きてきた不治の病のファンの戯言でした。