消費増税を掲げていながらの今回の参議院選挙でも勝利しそうな自民党。
その理由はやはり、国民の多くが
「社会保障制度維持のためには消費増税は仕方ない」
などという、アベ政権、財務省のウソに洗脳されているからに他ならない。
実際、消費税導入の1989年から前回増税の2014年までの消費税収の累計は282兆円だが、その90%にも及ぶ255兆円は大企業などの富裕層の減税に充てられており、社会保障の財源にはなっていない。
しかし、国内のメディアがまともにそんな実態を報道することなく、逆に、自民政府の都合の良い
「社会保障に消費増税は必要」
という大ウソばかりを報道するから、長い年月の間に国民の頭の中には、ウソの情報がすっかり定着してしまった。
国内の有識者の多くが、10月の増税による国民消費意欲破壊に警鐘を鳴らして増税に反対しているにも関わらず、経団連の命令に忠実に従い今参院選終了後、満を持して増税に踏み切るであろう自民党。
まさに自殺行為である。
洗脳され思考停止状態にある多くの国民の自民党票及び投票棄権によりもたらされる自民勝利により、自民はこの国の経済にとどめを刺すことになる。
本当にアホな話である。
いや、ここまでくると自民は意図的に日本経済を破壊している可能性すらある。
まさに売国政治。
前回2014年に消費税が5%から8%に引き上げられたことにより、GDPの約6割を占める個人消費が8兆円も下落し、その低迷は決して戻ることなく現在まで続いている。
あのリーマンショックによる落ち込みですら6.3兆円であったのに、それを遥かに上回る落ち込みを誘引したことになる2014年増税。
そんなことも国内のメディアは一切マトモに報道しないから、まさに、今日に至るまでアホな国民はしっかり騙され、本気で社会保障に増税は必要と信じてせっせと消費税を支払い続けている。
自ら毒薬を飲み続けているも同然だということも知らずに。
日本経済に百害あって一利なしの消費税。
もはや庶民の生活を向上させるには歪んだ消費税の廃止しかない。
しかし、今回の参議院選挙で自民に勝たせることにより、国民が増税のお墨付きを与えることになる。
アホである。
本当にアホで愚かである。
ありえないわ。
しかも、今回の増税により消費税率は10%となるのだから、誰もが税率をそれぞれの消費の場で簡単に計算できるようになる。
これにより、今まで以上に国民の消費意欲は削がれることになる。
消費の低迷が加速化することで、結局消費税を増税したにも関わらず、総合的な国の税収が増えるどころか減少する結果になるのは目に見えている。
ほんと、繰り返しアホである。
今回の参議院選挙で国民がちゃんと自民に鉄槌を下せば状況は変わっていたものを、投票日の現時点において、自民勝利の流れは揺るぎない状況にあるみたいだ。
残り3時間あまり。
無党派層が投票所に急ぎ、正しい投票行動をしてくれれば、少なからず消費増税抑止力も生まれるかも知れないのに、無論そんなのは望み薄だろう。
前回を下回る低投票率で自民がしっかりと勝利。
思考停止バカ国民はこの先、さらに大きな代償を支払うことになる。
そして、俺らもそれに巻き込まれるわけだ。
何しろ、同じ船に乗ってるんだから、沈没するする時はみんな巻き添えだ。
本当にイライラする。
なぜ、簡単に騙される?
何で自分の頭で考えない?
こうして投票終了の時刻は近付いてゆく。
そんな中
山本太郎withれいわ新選組の躍進の実現だけが未来に向けた唯一の小さな希望
である。
太郎さんの溢れる国民への愛(決して国への愛なんかじゃない)は国民に届くのか?
もはや祈るしかない。
さて、俺も投票に行かなければ・・・。
子供も家内も親も、みんな不正の温床となる期日前投票をしてしまったが、俺だけでも出来る限りの最良の投票としなくてはと思う。