先日、国立博物館で「法然と親鸞展」に行ってきました。
どうしても行きたくて、休日の合間をぬって滑り込むように入館しました。
ときすでに15時…。(このあと嫌な予感は的中します…)
法然800回忌を記念しての展覧会で、法然のものとで教えをうけた親鸞と共にの大々的な展覧会でした。
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法然、親鸞といっても小学生のころ、あてはめテストで覚えたくらいです。
よくある話で、大人になってから改めて興味を抱いたわけで、彼らの生きた鎌倉時代が戦さと飢饉で苦しんだ時代だとは……、深く知る由もなかったです。
展覧会では初めて音声案内をつけました。
歴史背景や巻物絵巻の意味など、詳しく説明してくれるので、予備知識の薄いわたしでも楽しむことができました。
仏教の世界にふれて面白さを感じましたが、特に親鸞は仏教界ではタブーとされていた妻帯者であり、菜食主義ではないお坊さんでした。
きっと当時は異端だったのではないでしょうか。
ブースをすすむごとに、法然親鸞世界にどっぷりつかり始めていたのに……、
そうなんです、閉館17時の時が刻一刻と迫り、係員がせかすように後ろからついてくるもので、もう後半はさらさら~っと小川のせせらぎのような見物ぶりでした……涙。
遅く入館したわたしが悪いのですが。
すでに外は真っ暗でした。
やはり時間をたっぷりとっての展覧会巡りでなければ、後悔しますね。
この展覧会12月4日(日)までです。
上野が近い方はぜひ!