敬老の日に伴い、100歳達成者2名に長寿ほう状と記念品を贈呈いたしました。

水戸市においては103名(9月1日現在)が新たに100歳を達成いたしました。

既に100歳以上なっている方が162名(9月1日現在)いらっしゃいますので、合計で265名の方が100歳以上で水戸でお暮らしになっています。

今日は100歳達成者のうち小貫幸子様と河合衛様へ直接長寿ほう状と記念品を贈呈させていただきました。

小貫幸子様はテニス、スキー、ゴルフ、登山を趣味とするスポーツウーマンで、身体を鍛えることが長生きの秘訣だったようです。

また海外旅行も大好きで、様々な国を訪ね、友人と交流を深めるとともに、見聞を広げていったそうです。

つい2か月ぐらい前までは娘さんが院長を務める診療所でパソコンに向かい、カルテ作成などの事務にあたっていたそうです。

背骨を複雑骨折してしまい、今は休んでいるそうですが、復帰を目指して療養中とのことで、今でも働く意欲が旺盛な姿勢には敬服いたします。

河合衛さんは散歩が日課で、歩くことを通して健康維持を図っているそうです。

戦時中は群馬県で仕事をしていたそうですが、終戦後は水戸に戻り家業の農業に従事し、主に稲作農業に従事してこられました。

健康の秘訣は何でも好き嫌いなく食べることだそうで、今でも量は少なくなったものの、食事をしっかり取っているそうです。

空襲のときの不発弾で左腕を失う事故に見舞われてしまいましたが、機械化されていなかった時代でも農業を続けてこられ、その不自由さを克服されてきた強い意志には頭の下がる思いです。

お二方とも家族と一緒にお健やかな日々を送っている様子を拝見させていただき、このような年齢の重ね方ができたら素敵だなと実感させられました。

人生100年時代がコツコツと足音を響かせ近づいていることを肌で感じています。

一方、健康で100歳を迎えられている方はまだ少数派というのも現実です。

水戸市においては様々な健康増進施策を講じ、健康で100歳を迎えられる明るく豊かな長寿社会の実現を目指してまいりたいと思います。

100歳達成者の皆様の益々のご健勝とご多幸、そして健康長寿をお祈り申し上げます。