茨城県中部地区国営緊急農地再編整備事業推進協議会国要望活動が実施されました。


水戸市と茨城町においては、平成28年より中部地区国営緊急農地再編整備事業を推進しています。


本事業は、ほ場の大区画化を図り、農地の集積・集約化を進め、大規模経営体を育成するとともに、耕作放棄地の発生抑制を図り、生産コストの縮減や高収益作物の導入による所得の向上を目的としています。


既に工事が完了した地域においては、ほ場の大区画化、パイプライン化、排水路の管路化、道路の拡幅による大型機械の活用などにより、農地の集積・集約化が図られ、担い手の経営面積が拡大されるなど、整備効果が現れてきています。


またかんしょやねぎなどの高収益作物の作付けも行われています。


一方本事業の進捗は、面積ベースで50%程度で、未着手の団地がまだ50%近く残されています。


整備済み団地の効果が現れているとともに、資材や人件費の高騰で工事費も高騰していることから、早期の整備が求められています。


そこで会長である小林宣夫茨城町長を先頭に、各土地改良区の理事長とともに、農林水産省や関係国会議員に対し、早期整備や国の支援拡充を求める要望活動を実施いたしました。


今後ともこのような要望活動を通して財源の確保を図り、早期整備を実現させ、地場農業の振興を図ってまいりたいと思います。


なお私は全国市長会の会議があったことから、進藤金日子財務大臣政務官への要望から合流となりましたことをご了承願います。


また要望活動にあたってご同行いただきました衆議院議員田所嘉徳先生、参議院議員上月良祐先生、同じく加藤明良先生、段取りをしていただいた額賀福志郎事務所の平川秘書様に心から感謝申し上げます。