関東甲信越地区中学校長会第76回研究協議会茨城大会開会式が開催されました。

本協議会は研究協議会や講演会等を通して、各校長の学校経営者としてのスキルを磨き、力量を高めることを目的に1都9県持ち回りで開催されています。

関東甲信越地区中学校長会の皆様には、学校経営のトップとして、より良い教育環境整備や組織体制構築にご尽力いただいておりますことに心から敬意を表します。

人口減少や超高齢社会において、若い世代をまちに呼び込むためには、教育の充実が欠かせない要素になっており、各自治体では競争のように教育行政に力を入れていくことが予想されます。

一方教職員の働き方改革改革、保護者の教育に対するニーズの多様化、さらには児童生徒一人一人の個性に寄り添ったきめ細かい教育的配慮など、教育現場を取り巻く環境は日々変化しています。

教育に力を入れるための新たな施策の展開も重要ですが、有能な教職員を配置するためにもワークライフバランスに配慮した環境整備も重要となります。

また昨今問題となっているカスタマーハラスメント対策にも力強く取り組み、安心して働ける環境や仕組みを作っていかなければなりません。

このような中、豊富な経験や知識をもった校長会の役割は大きく、また頼られる存在でもあります。

今後とも各校長会と行政がしっかり連携協力し、学校現場における諸課題を解決し、選ばれる教育、そして選ばれるまちを目指していきたいと思います。

関東甲信越地区中学校長会の益々のご発展並びに第76回研究協議会茨城大会の大成功をお祈り申し上げます。