教育遺産世界遺産登録推進協議会会議がWEB方式で開催されました。


教育遺産世界遺産登録推進協議会は、水戸市、足利市、日田市、備前市で構成されており、私が会長を務めています。


学術研究、市民への啓発活動、国際シンポジウムなどを通して世界遺産登録への機運醸成を図っています。


世界遺産登録を目指す構成資産は水戸市の弘道館・偕楽園、足利市の足利学校、日田市の咸宜園・豆田地区、備前市の閑谷学校で、それぞれの施設では特徴ある教育が行われていました。


江戸時代の日本人の識字率は庶民も含めて大変高く、その要因として各地に設置された藩校、郷校、私塾などが大きな役割を果たしていたと言われています。


その代表が4市の施設で、すでに近世の教育遺産群として日本遺産に認定されているところです。


今後とも更なる学術研究を重ね、近世の教育遺産群が世界遺産として普遍的価値があることを世界へ向けてしっかりアピールし、世界遺産登録の実現を果たしていきたいと思います。


そして社会における教育の力強さや重要性を再認識するとともに、観光などの地域振興にもつなげていきたいと思います。


皆様の応援をよろしくお願いします。