みと消費者市民大学院開校式が開催されました。


みと消費者市民大学院は、みと消費者市民大学で学んだ受講生が、さらにスキルアップを図ることを目的に設置されています。


市民生活は益々の多様化し、複雑多岐にわたっています。


物価高騰、デジタル化やAIの普及、カーボンニュートラル、インバウンド観光の盛り上がりによる外国人消費の高まり、特殊詐欺の横行など、その変化はとどまるところを知りません。


消費生活行政を行う者としては、その変化を先取りし、起こり得る課題を想定し、被害者も加害者も発生させない取り組みを強化していかなければなりません。


これらの取り組みは行政だけでは完結するものではなく、市民の皆様と協働の仕組みをつくっていかなければなりません。


そのような中、みと消費者市民大学院で意欲をもって学ぼうとする市民の皆様の存在は大変心強いところです。


今日の開校式を皮切りに、8項目にわたる講義を受講していただきます。


終了後は引き続き消費者サポーターとして、啓発活動など、地域に根ざした活動を行っていただきます。


今後とも民と官がしっかり連携協力し、健全な消費者市民社会を構築してまいります。