令和6年度避難所指定動員任命式が開催されました。

今年度は人事異動に伴い、新たに39名が避難所指定動員として指名されました。

避難所指定動員は、東日本大震災の教訓を踏まえて導入した制度で、休日や夜間の勤務時間外に、地震などの突発的な災害が発生したとき、自発的に避難所の集まり、地域の皆様と連携して避難者の受け入れなど、災害初期の地域防災活動に携わっていただくこととなります。

避難所環境の向上は災害関連死を防ぐことにつながることから、万全を期さなければなりません。

一方災害が発生すれば職員も被災者となる可能性があります。

自分の身を守り家族の安否確認が最優先ですが、それが確認された後は、市民全体の奉仕者である職員は、災害対応に従事しなければなりません。

また災害時には職員だけでは対応できないことから、地域の皆様のご協力をいただき、自助、近助、共助、公助の連携を図っていかなければなりません。

そのため地域の避難訓練等には積極的に参加していただき、日頃から地域の方々と顔の見える関係を築き、コミュケーションを大切にしていただきたいと思います。

避難所指定動員の皆様には、地域に寄り添い、架け橋となっていただき、地域の皆様と一丸となって共に備え、共に助け合える環境づくりに取り組み、防災力に優れたまちを構築していただきたくご期待申し上げます。


市民の皆様の生命と財産を守ることが行政の最大の責任です。


今後とも災害対応のスキルを磨き上げていきたいと思います。