昭和天皇ゆかりの桜植樹祭並びに記念碑除幕式が、千波湖南側少年の森で開催されました。

大正時代に昭和天皇が皇太子であったころ摂政宮として台湾を訪問され、その時に桜を植樹されました。

日本と台湾の有志により一般社団法人日台友好桜里帰り文化交流会が設立され、、昭和天皇ゆかりの桜として日本に戻そうという活動が始まり、株分けされた桜が日本各所に植樹されています。

先般、水戸市酒門町の善重寺でその桜一本が植樹されたことをご縁に、日台友好桜里帰り文化交流会より水戸市にも昭和天皇ゆかりの桜をご寄贈いただくこととなりました。

昭和22年戦後初めての歌会始のお題は「あけぼの」でした。

昭和天皇は「たのもしく よはあけそめぬ 水戸の町 うつつちのおとも たかくきこえて」と水戸の戦後復興を願う歌をお詠みになられました。

昭和天皇と水戸市がそのようなご縁がある中で、この度昭和天皇ゆかりの桜が水戸市に植樹されたことは誠に光栄に存じます。

また水戸市と台南市は歴史的なつながりがあり、これまでも親善交流を重ねてきましたが、今秋には友好交流都市の盟約を締結する予定です。

日本の平和がずっと続きますように、そして水戸市と台湾(台南市)の友好親善がさらに深まりますようにと祈りを込めながら、昭和天皇ゆかりの桜を大切に育てていきたいと思います。

昭和天皇ゆかりの桜は千波湖南側の少年の森に5本植樹されています。

是非ご覧ください。