水戸大神楽・総本家「獅子の日・感謝祭」が開催されました。


水戸大神楽・総本家は、400年以上続く水戸の伝統芸能で、茨城県や水戸市の指定文化財にもなっています。


私の幼少の頃は、お正月になると神楽が自宅にやって来て、獅子舞を披露してくださり、一年の健康を祈って獅子の歯で頭を噛んでもらう儀式をやってくださいました。


今ではそのような風習もなくなってしまったことに寂しさも感じます。


そのような中、水戸大神楽・総本家のようにお正月の縁起担ぎとして、お盆にはご先祖様のご供養として、また本格的な舞台芸能として、様々な分野で日本の伝統文化を保存継承する活動をしている団体をみんなで応援していかなければならないと考えています。


水戸大神楽・総本家を主宰している柳貴家勝蔵師匠は、一般社団法人水戸市民俗芸能団体協議会を設立し、加盟10団体をまとめる会長を務められています。


水戸大神楽の保存継承だけでも大変なところ、他の9団体の保存継承にも力を尽くされています。


今日の獅子の日感謝祭でも、柳貴家勝蔵師匠はじめ社中の皆様がご贔屓様を大切にしている姿勢を実感させられました。


このような姿勢が共感を呼び、多くの方々に愛され、親しまれているのだと思います。


これからもさらなる匠の技を磨き上げ、水戸市の誇る伝統芸能として、ご活躍されることを願っております。


水戸大神楽・総本家柳貴家勝蔵社中が益々発展されることをお祈り申し上げます。


皆様の応援もよろしくお願い申し上げます。