台南市飛虎将軍廟を参拝いたしました。


改めて飛虎将軍についてご説明申し上げます。


終戦間際に水戸市出身のパイロット杉浦茂峰氏が操縦する戦闘機が米軍機に撃墜されましたが、集落を避けて墜落したことで、大惨事にはいたりませんでした。


地元の方々は杉浦茂峰氏を命の恩人と崇め、「飛虎将軍」と名付け、飛虎将軍廟を建立して祀り、長年にわたり顕彰してくださっているのです。


さて飛虎将軍廟では、呉進池会長が体調不良のためお会い出来なかったのが残念でしたが、楊明財副会長、郭子祥副会長、郭秋燕さんがお出迎えくださいました。


まずは台湾式の参拝手順を教えていただきながら、飛虎将軍様に対し心を込めてご冥福をお祈り申し上げますとともに、水戸市の安寧をお見守りくださいますようお願い申し上げました。


次に「君が代」と「海ゆかば」が流され、全員正体の姿の中、厳粛な雰囲気の中で時が流れていきました。


その後、役員の皆様と懇談させていただきましたが、様々な経緯や取り組みを伺い、長年熱心に顕彰してくださったことに改めて感謝の気持ちを強く抱きました。


今後もこのご縁を大切に交流していくことで、お互いの想いが一致いたしました。


私からは日頃の感謝の気持ちを込めて「奉納」(私費による)させていただきました。


今後は飛虎将軍のことや、それをお守りいただいている台南市の皆様のご労苦を、もっと多くの水戸や茨城の人々に伝え、台南市と水戸市の親善交流促進につなげていきたいと思います。


皆様のご理解とご協力のほどよろしくお願い申し上げます。