蘭の会書道展ーSHIDOーが開幕いたしました。


蘭の会書道展は、北条蘭徑先生が主宰している書芸術研究会(蘭の会)が毎年開催しており、水戸市等が後援しています。


北条蘭徑先生の作風はダイナミックであり、力強さがあり、繊細でありと、見ている者を飽きさせない独特の芸術性があり、多くのファンを抱えています。


今年のテーマはSHIDO(始動)で、コロナ禍で寸断されていたものをバネとして、心に秘めた想いを一気に書で表現したい気持ちに駆られての言葉だそうです。


今回も創造性豊かな作品が勢揃いしており、白抜き剤を使い、白黒を逆転させた作品、濃い墨と薄い墨を一本の筆に乗せグラデーションを付けた作品、陶板に文字を施して焼き上げた作品、藍染めを使った作品など、限りなく進化する書の奥深さと表現力を実感させられました。


また生徒さんたちの作品も大変見応えがあり、北条先生の哲学を取り入れつつも、自由な作風で独特の表現をしているところに豊かな個性を感じました。


蘭の会書道展ーSHIDOーは、10月17日〜10月23日まで専門学校文化デザイナー学院「BUNKA GALLERY」(水戸市泉町1-3-22)で開催されています。


是非北条蘭徑先生の世界観と生徒さんたちの力作をご堪能ください。


皆様のご来場をお願い申し上げます。